橘明美

ハリー・クバート事件上/下 ジョエル・ディケール 訳 橘明美

ひとこと 伏線盛りだくさんと男の欲望盛りだくさんな物語 新しいジャンルの推理小説です。作家が本を書き上げる話しなのですが、その本の物語と同時進行で、この本の中の現実が進行していきます。10年前に遡ったり、5年前に遡ったりと読んでいて忙しいため、上下巻の長編ですが飽きずに読むことができました。 未成年を取り巻く男たちの欲望が少し気持ち悪いとは思いましたが、この未成年の少女も少し変だったのでそこまで気 […]

その女アレックス ピエール・ルメートル 訳 橘明美

ひとこと 逃げ場のない残酷悲惨な物語、さすがフランス産 サスペンス小説というよりも、人間の残忍さがはっきりしているホラー小説。ここまで酷い物語は現実には起こらないとは思うけど、実際にありそうな気もしてくる。読んでいてそんな怖さがあります。 犯人への感情の変化、被害者への感情の変化は、面白いほど読んでいて変わっていきます。表紙は被害者のいつの場面を表しているのかは不明だが、なんとなく被害者女性の心の […]