有頂天家族 森見登美彦

有頂天家族 森見登美彦

ひとこと

日本での狸の取扱説明書

登場人物は狸、天狗、人間。場所は京都がメインです。ちなみに狸と天狗は人間ではないですが、全員日本語をしゃべります。日本では、狸が「アホ」の象徴ということをこの本を読んで知りました。雰囲気は昔話のようなんですが、現代の問題をメインに書かれていて不思議な感覚でした。

人間の世界では当たり前に起こる、信頼した人に裏切られ、それでも信じ続けるしかない。という内容がメインの話しです。信じ続ける良さのような説明は特にないのですが、ハッピーエンドにすることでその説明をしているのかもしれません。

京都に旅行に行ったときに、狸と天狗が人間世界に混ざって生活しているのかもと思わせてくれる楽しい物語です。

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