【退職金】一括と分割どっちの方がお得?

【退職金】一括と分割どっちの方がお得?

退職金を受け取る段階になって、一括で受け取るか分割で受け取るかを悩まれている方は是非参考にしてください。

最初に疑問にお答えします。

老後の計画を立ててない人(通常所得税)→分割受け取り

老後の計画を立ててる人(割安所得税)→一括受け取り

悩んでいる人は分割受け取りがオススメ

退職金はを一括で受け取るか分割で受け取るか悩まれている方向けです。退職金の使い道が決まっていない段階で一括で受け取ってしまうと、老後の資金を食いつぶしてしまう可能性があるので、老後の計画を立てていない方は納める税金の事は気にせずに、分割で受け取る事を強くオススメします。

老後の計画をきちんと決めている方は退職金を一括で受け取った方が、分割で貰うよりも所得税額は少なくなります。

退職金一括受取りの所得税計算方法

国税のHP https://www.nta.go.jp/publication/pamph/koho/kurashi/html/02_3.htm

退職金に対する所得税額の計算方法
①勤続年数により控除できる金額が変わる
②退職金から控除額を引いた金額に x 1/2(1,000円未満切捨て)
③ ②の金額に退職金の税率を掛ける
④ ③の金額に復興所得税率を掛ける(1円未満切捨て)
⑤ ③+④が退職金に対する納税額

例:勤続15年 退職金800万円
退職金に対する所得税額:51,050円
(計算式)
40万円 x 15年 = 6,000,000
(8,000,000-6,000,000) x 1/2 = 1,000,000
1,000,000 x 5% = 50,000
50,000 + 50,000 x 2.1% = 51,050

退職金の税率

例:勤続25年 退職金1,800万円
退職金に対する所得税額:232,270円
(計算式)
800万円 + 70万円 x (25年-20年) = 11,500,000
(18,000,000 – 11,500,000) x 1/2 = 3,250,000
3,250,000 x 10% – 97,500 = 227,500
227,500 + 227,500 x 2.1% = 232,270

退職金一括受取りの住民税計算方法

住民税は通常と同じ税率計算となります。市町村民税6%+道府県民税4%です。

退職金に対する住民税額の計算方法
①勤続年数により控除できる金額が変わる
②退職金から控除額を引いた金額に x 1/2(1,000円未満切捨て)
③ ② x 10% が退職金に対する住民税額

例:勤続15年 退職金800万円
退職金に対する住民税額:51,050円
(計算式)
40万円 x 15年 = 6,000,000
(8,000,000-6,000,000) x 1/2 = 1,000,000
1,000,000 x 10% = 100,000

退職金分割受取りの税金計算方法

分割受け取りは、入金された時点で所得税が引かれて入ってきます。分割受け取りの収入は、通常収入として所得税が計算されています。もし大きな出費があったり、高額医療を受けた場合などは、納めた所得税を取り戻すことが可能です。その場合は、白色の確定申告をして所得税の再計算、申告、還付手続きをご自身で行います。

年金は所得税がすでに引かれて入ってきます。その所得税の税率は、一括受取りで計算した表の税率と同じとなります。

白色申告での確定申告
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