ハリー・クバート事件上/下 ジョエル・ディケール 訳 橘明美

ハリー・クバート事件上/下 ジョエル・ディケール 訳 橘明美

ひとこと

伏線盛りだくさんと男の欲望盛りだくさんな物語

新しいジャンルの推理小説です。作家が本を書き上げる話しなのですが、その本の物語と同時進行で、この本の中の現実が進行していきます。10年前に遡ったり、5年前に遡ったりと読んでいて忙しいため、上下巻の長編ですが飽きずに読むことができました。

未成年を取り巻く男たちの欲望が少し気持ち悪いとは思いましたが、この未成年の少女も少し変だったのでそこまで気になりせん。この本は主人公が、章によって変わるので、最初は名前を覚えるのに苦労しましたが、後半になってくると決まった名前しか出てこなくなります。

推理小説では定番の、刑事や探偵が事件を解決するのではなく、作家が事件を解決していくところが、面白かったと思います。

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