王とサーカス 米澤穂信

王とサーカス 米澤穂信

ひとこと

ネパールという国を知ることができ、さらに殺人事件の推理も楽しめる物語

フリーの日本人記者がネパールでの自分探しをしている途中に、ネパールで起きた事件に巻き込まれる物語。ネパールの国の現状やネパールのカトマンズでの生活が分かりやすく書かれていてるので、カトマンズに行った気になりました。

殺人事件以外と並行して、主人公がなぜ真実を伝えることを大切と思っているのか、何度も問いかける場面があります。最後までその答えは見つかりませんでしたが、自分の居場所は見つけたように感じました。

世間や関係者が求めていることを提供するのではなく、「真実」を伝える大変さと大切さを知ることができました。そこに儲けはついてこない事が多いですが、本当の人との繋がりがついてくるんだと感じました。

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