25時のイヴたち 明野照葉

25時のイヴたち 明野照葉

ひとこと

女性心で考えている意地悪の事を、実際に行動に移して失敗した話し

周りから羨ましがられる幸せな家庭の主婦とキャリアウーマン独身女性の二人が、幸せなはずなのに自身の人生に絶望しているところから始まります。現代女性の悩みに通ずるものがありました。

その絶望をどのようにして克服していくかは、主人公の周辺の人たちを不幸にする方法で、絶望から立ち直っていきます。その不幸にする方法が単純過ぎる為、そこの部分はいまいちでした。

この絶望から脱出方法をもう少しひねってもらえると、現代女性の自己啓発本になるような気がします。物語の最後には、種明かしのような部分もありますが、そこまで伏線が物語中になかったので、最後に急に小説っぽい展開にしたとのかなと感じました。

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