【書き方】給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 誰でも分かるように解説

【書き方】給与所得者の扶養控除等(異動)申告書 誰でも分かるように解説

年末調整をする上で必ず会社に提出するものが、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」です。

この申告書は、所得税や住民税を安くする制度を利用するためと、給与受給者の住民税納付先を正確に把握するための申告書になります。そのため、扶養家族がいない方も提出は必要です。

給与所得者の扶養控除等申告書 入力用
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_01.htm

番号がついている箇所を説明していきます。

①源泉控除対象配偶者

現在の家族状況についての確認となります。内縁関係の方は対象となりません。配偶者が対象となるかを判断するには、下記条件に該当するかを確認します。

・申告者:所得金額900万円以下(給与のみ年収1,095万円以下)
・配偶者:所得金額95万円以下(給与のみ年収150万円以下)
・申告者と生計を一とする

条件に該当する配偶者がいる場合は、①に配偶者の情報を記載します。「所得の見積額」については、去年と同額を記載するか95万円以下の数字を記載してください。「住所」は「同上」

②控除対象扶養親族(16歳以上)

配偶者以外の親族に控除対象者がいる場合はここに記載します。控除対象者は下記条件に該当する必要があります。控除金額についてはこちらを確認してください。

・親族:自営業の方は所得金額48万円以下(給与のみ年収103万円以下)
・16歳以上
・親族が青色、白色事業者専従者ではないこと
・申告者と生計を一とする

控除対象者を書く際は、全ての方の名前・生年月日・個人番号・所得見積・住所の記載が必要です。

③障害者、ひとり親、寡婦、勤労学生

以下に該当する方が親族にいる方は記載してください。

・申請者、もしくは同居親族が障害者の方
・配偶者の方が障害者の場合(所得見積額48万円以下)
・勤労学生がいる方は、学生証のコピーも一緒に必要となります。
(在学中で所得金額が75~130万円以下の場合)
・ひとり親の場合は、「特別の寡婦」もしくは「寡婦」欄を二重線で「ひとり親」訂正してチェック
   ひとり親の条件
   ・所得金額500万円以下(給与のみ年収6,777,778円以下)
   ・同居している
   ・事実上の婚姻関係にある人がいない
・寡婦の場合の条件
   ・所得金額が500万円以下で、夫と離婚後婚姻せずに、扶養親族がいる
   ・所得金額が500万円以下で、夫と死別もしく生死不明のまま

④他の所得者が控除を受ける扶養親族等

夫婦が共働きで、子供を扶養親族として申請しなかった場合、その子供の氏名等を記載します。たとえ記載しなくても、控除額が減って、損をするというわけではありません。

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の提出期限

ご自身で作成される場合は、12月のお給料を支払う前日までに作成し、会社内での保管が義務付けられてます。会社で書類の保管が必要ですので、税務署への提出義務はありません。

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の送付先

特段、税務署への提出は必要ありません。もし税務署から連絡が来れば提出する必要がありますが、それ以外は会社内で保管をしてください。

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