源泉徴収票って何?誰でも分かるように解説

源泉徴収票って何?誰でも分かるように解説

源泉徴収票とは

1月~12月の1年間に
・会社から支払われた給与等の合計額
・支払った所得税の合計額(基本給与天引き)
・支払った社会保険料の合計額(基本給与天引き)
・支払った保険料の合計額(自分で入った分)
・支払った住宅ローンの合計額
上記のまとめ票となります。

源泉徴収票は、今まで概算で支払っていた(基本給与天引き)所得税の計算を再度会社が行い、正確な所得税額を計算します。それにより、会社側が従業員より多く受取っているもしくは少なくもらっている分の所得税を、次の年の1月~2月の給料に上乗せもしくは天引きして調整を行います。

つまり、源泉徴収票をもらったということは、既に収入に対する所得税の支払いを終えているということなので、基本的には確定申告をする必要がないということになります。

実際の源泉徴収票の作成方法と見方(独身)はこちら
源泉徴収票の作成方法と見方 誰でも分かるように解説 ~独身バージョン~

実際の源泉徴収票の作成方法と見方(扶養家族あり)はこちら
源泉徴収票の作成方法と見方 誰でも分かるように解説 ~扶養家族ありバージョン~

確定申告が必要な場合

・副業の収入が1年間に約20万円以上ある方
・退職金を受け取った方
・不動産収入や株取引での収入がある方
・災害等の被害による所得税の免税・減税を受けている方
・フリーランスの方で年間収入が50万円以上の方
・サラリーマンで源泉徴収を貰っているが、年間2,000万円以上収入がある方

以上の方は、源泉徴収票の有無に関係なく確定申告をしなければなりません。

源泉徴収票はいつもらえるの?

源泉徴収票をもらえるのは、主に「年末調整後」と「退職時」です。

その年の1月1日〜12月31日までに支払われた給与について「給与所得の源泉徴収票」が発行されます。発行時期は年末調整後から1カ月ぐらいがほとんどです。

退職時

原則、退職から一か月後に発行されます。発行されたら転職先に提出します。

退職手当などが支払われた場合、給与所得分とは別に「退職所得の源泉徴収票」が発行されます。これは、退職手当に対する所得税額などが記載された書類になるため、転職先への提出は不要です。

年末調整とは

年末調整とは、1年の収入金額、支払金額と控除金額の合計額を計算して、「課税所得金額」を計算するために行うことを「年末調整」と言います。つまり、源泉徴収票を作成するということが、年末調整をするということになります。

控除金額には下記のようなものがあります。
<年末調整の際に適用される控除の例>
・基礎控除:すべての課税者について、一律に適用される控除
・雑損控除:盗難や災害などに遭ったとき、その損害額について適用される控除
・医療費控除:一部の入院治療代、介護費用などについて適用される控除
・寄附金控除:災害の義援金など、寄附した金額について適用される控除
・障害者控除:納税者自身や扶養親族に障害者がいる場合に適用される控除
・寡婦(夫)控除:配偶者と離婚・死別して、扶養すべき子どもなどがいる場合に適用される控除
・勤労学生控除:給与を得て働いている学生・生徒で、所得が水準以下の場合に適用される控除
・扶養控除:養うべき家族などがいる場合に適用される控除
・配偶者控除・配偶者特別控除:一定水準以下の収入の配偶者がいる場合に適用される控除

ここで注意!!
ふるさと納税の寄付金額は源泉調整票には反映されません。ふるさと納税をした場合は、ご自身で確定申告をするか、ワンストップ特例申請を行ってください。

源泉徴収票が必要となる時

・転職するとき
・確定申告をするとき
→申告書への添付は必須ではありません。
・収入を証明するとき
→住宅購入等をする場合は求められます

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