ヘミングウェイ 江戸川乱歩 短編集

ヘミングウェイ 江戸川乱歩 短編集

ひとこと

ヘミングウェイと江戸川乱歩の短編集は、読者の気持ち無視の結末が多い。

ヘミングウェイの物語は情景が非常に現実的で、物語自体も現実的にありえそうなシチュエーション。これはノンフィクション物語なんじゃないかと思えるほど。突拍子も無い結末や、ハッピーエンドとかはなく、現実に起こったあらゆる出来事を集めた物語というふうに感じた。

江戸川乱歩は、最初の文章は引き付けられるものの結論が強引なところがユーモアが無いような気がする。例えば、「百面相役者」などはあの結論はあまりにもずるいと感じた。もう少しひねりを効かせてほしい。

そういう意味で、ヘミングウェイと江戸川乱歩の短編集は、結末が安易なところが似ている気がする。

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