【フリーランス向け】確定申告書の書き方・記入例

【フリーランス向け】確定申告書の書き方・記入例

実際に所得税の納付額を計算してみましょう。
青色申告決算書で詳細を記載したら、ここからが本番です。その決算書をまとめたものが、確定申告書になります。ここでは、青色申告申請している方を対象にした、確定申告書の書き方と記載例をご紹介していきます。

青色申告決算書の書き方・記入例で使用した、資料をそのまま引き続き使用していきます。

確定申告書B 第一表

「収入金額等」
売上額をすべて記載します。今回は単純に営業での売上となりますので、「事業・営業等」の欄に2,500,000円を記載します。不動産等他の売上がある場合は、それぞれの項目に売上金額を記載してください。

「所得金額」
青色申告決算書の最後で計算した「所得金額」を記載します。ここでポイントは、青色申告特別控除額(65万円)を引いた後の金額を記載して下さい。

「所得から差し引かれる金額」
申告者全員に適用される38万円の控除額を記載してください。これは、「申告してくれてありがとう」っていう税務署からのプレゼントと思ってください。ちなみに、令和2年分からの申告は48万円の控除プレゼントになります。

「税金の計算」
所得税の納付額を計算していきます。「課税される所得金額」には、「所得金額」に記載した合計金額(1,513,190円)から、「所得から差し引かれる金額」の合計額(380,000円)を引いたものを記載します。「上に対する税額」の計算方法は国税庁の所得税の税率で計算してものを記載します。

今回は所得が1,133,000円だったので、税率が一番低い5%になります。
5%を所得金額に掛けたものを「上に対する税額」に記載します。「復興特別所得税額」の計算は申告書に記載がある、2.1%を納付する税額に掛けます。(56,650円×2.1%) この時の端数は「切捨て」です。「申告の税額」に所得税額と復興特別所得税額を合計したものを記載します。あらかじめ、税務署に所得税を納めてない場合は、「納める税金」に同じ金額を記載します。もし、あらかじめ税金を納めていれば、その納めた金額を「申告の税額」から引いたものを記載します。

「その他」
青色申告決算書で青色申告特別控除額をいくら引いたかを記載します。今回は65万円だったので、65万円を記載します。

「延納の届出」
「申告期限までに納付する金額」に、先ほど「納める税金」で記載した金額を記載します。

もし、あらかじめ納めた金額が今回計算した納税額を上回った場合、つまり多く払い過ぎていた場合は、「還付される税金の受取場所」に還付してほしい振込先を記載してください。

納付期限と納付方法

原則納付期限は、3月15日までとなります。
納付方法によって、納付期限が変わってきますのでご注意下さい。
①e-taxから納付
②クレジットカード納付
③QRコードよりコンビニ納付
④振替納税(4月22日辺り:3/15日までに届出提出必須)
⑤税務署窓口、金融機関での現金納付

確定申告書B 第二表

第二表では、税務署が気になる項目の詳細説明となります。
例えば売上金額の内訳、社会保険料の種類、生命保険等、扶養控除等の内訳等を記載していくことになります。

今回は、「所得の内訳」しか記載するところがなかったので、空欄が多いですが、ほとんどが表の文書を見て頂けると記載できるようになっています。
「所得の内訳」の中で、取引先が4社以上になる場合は、「所得の内訳書」という用紙を必要なだけもらって記載してください。

まとめ

これで、確定申告書への記載は終了です。
e-tax以外で提出する場合は、申告期限までに最寄りの税務署に提出してください。提出する書類は、
・確定申告書B
・青色申告決算書
経費計算に使用したレシートや請求書については、提出はせずにご自身で保管をしてください。絶対に捨てないようにしてください。税務調査に入られた時に、経費の証拠となるレシート等がない場合は、経費として認められない場合があります。青色申告の書類保存期間は7年間となりますので、7年間は必ず保管してください。

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